従来の電力状況から脱却して未来を指向する優れた提言です。富士通総研

現在の原発行政の野放しや無計画停電を止める、従来の閉鎖的な電力市場に風穴を開けて、未来の電力を指向するための優れた提言です。

東日本大震災の日本経済に与える影響と教訓(6)」
富士通総研 高橋 洋
http://jp.fujitsu.com/group/fri/column/opinion/201103/2011-3-7.html

発電所が特定地域に偏っているリスク、中央管理・閉鎖システムのデメリット、発電と送電を分けることによる電力市場開放のメリットなど、鋭い指摘がたくさんあります。
また、現在の電力市場のひどさが、戦中に行った電力会社統合、及び戦後に行った会社九分割による地域独占にあることを教えてくれます。

「なんで日本の電力事情って他の国とこんなに違うの?」「原発は止めたいけれど、その後どうすればいいの?」と悩んでいる方は必読です。